古囲炉裏の埋木

江戸時代から割れや筋を埋木でこつこつ補修し現代に残った刳貫囲炉裏火鉢。
観察すると直しの手も丁寧だったり大胆であったり、その時々と人を感じさせるマチエールです。
これらの傷は古物が経てきた巻き戻すことのできない時間の集積とこれから起こる物語の気配にも思えます。
灰を敷き炭を起こし瓶を掛ければ、沸き立つ湯気は今も昔も。
美味しいお茶が飲みたくなります。