茶学

急須・茶壺(紫砂壺)のお手入れ「普段の洗い方」

午後は久しぶりに白毫烏龍を頂いています。
北埔の茶畑を思い出します。

さて、茶壺の扱いについて、
時々ご質問やご相談を頂くことがあります。

今日はその中でも多いもの
「普段の急須(紫砂壷)の洗い方」について、
せっかくですので、ご紹介したいと思います。

私も台湾や大陸の茶人の方法を見聞きしながら、
現在のやり方に行き着きましたが、
これも絶対ではありません。
私も日々改善できるところがないか探しているような状態ですので、
あくまで参考にしていただければ幸いです。

お茶を出し終わった後、先ず茶殻を茶通と呼ばれる先細った茶さじを使いある程度出します。
茶こしのない単孔の場合、注ぎ口内部に茶葉が詰まっていることがあるので、
これも優しく茶通を使い、注ぎ口から茶壺内部の方に茶殻を押し出します。

次にお湯を1/5程度いれて蓋をし、茶壷を左右に数回傾けて壷の中に残った茶殻を全て出します。
一度で出きらない場合は何度か行って下さい。慣れれば1,2回でできるようになります。

茶殻を出しきったあと、茶壺に一杯になるまでお湯を注ぎ、
10秒ほどそのままにし、最後に注ぎ口からお湯を全て出しきります。
あとは蓋と胴を別々に乾燥させておきます。

この乾燥の際に、蓋を外した茶壺の把手(後ろ手)を持ち、前後に振り出して(音を鳴らすイメージで)
水気を飛ばしてしまう方法がありますが
古壷の場合はそれは行わないようにして下さい。
そのまま把手が取れてしまうという事故につながる事があります。

日々使うものであれば、ここまでで十分です。

使用後、しばらく使わない茶壺でしたら、
完全に茶壺が乾燥した後に、新しい茶葉を2摘み程入れてから保管すると、
カビや土臭がつくのをある程度防ぐことができます。

養壷については、見た目に美しく鍛えていく方法と
得られる湯水を重視し育てていく方法がありますが、
今回は基本的に後者寄りのものです。

分かりづらいテキストで申し訳ありませんが、参考になれば幸いです。
この手の多少お役に立てそうな内容はホームページでのんびり特集していこうかなと思っています。
いずれ動画でも。ご興味のある方は、時々覗いてみてください。

京都はむしむし暑い一日です。
水分をとり、気持ちの良い一日をお過ごし下さい。