{"product_id":"antique-chinese-ceramics-179","title":"宋代 磁州窯 双耳壺（960–1279CE）","description":"\u003cp\u003e宋代、磁州窯の双耳壺です。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e高さ38.5cm、胴径25cm。低い高台から胴裾が立ち上がり、上へ向かって大きく幅を増し、胴の上部で丸く張ります。肩から長い頸を立て、口際で大きく外へ開いています。口縁は厚く丸く返され、肩と頸の境には一対の環状耳が付けられています。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e双耳は手で握る把手ではなく、紐を通すための系です。運搬の際に縄を掛けたり、口を覆う布や蓋を留めたりするために用いられたと考えられます。大きく開いた口は内容物を出し入れしやすく、張りのある胴には十分な容量があります。酒や水などを収めた貯蔵器とみられます。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e磁州窯は、宋代の華北を代表する民窯です。河北南部を中心に多くの窯が操業し、碗や鉢、枕のほか、瓶や壺といった生活に直結する器を広く生産しました。白地黒花がよく知られていますが、実際には白釉、黒釉、褐釉、緑釉など品種は多岐にわたります。本品のような大形の双耳壺も、その幅広い生産を伝える器種です。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e緑釉は頸から肩にかけて厚く残り、オリーブ色から黄褐色、黒褐色へと変化しています。胴の下部では釉が剥落し、灰色を帯びた下地と赤褐色の胎土が現れています。釉面には細かな貫入が広がり、艶を保った部分と乾いた部分が入り交じります。均一に整えられた表面ではなく、焼成と長い使用によって生じた色の重なりが見どころです。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e胴腰から高台へ延びるニュウがあり、直しが施されています。釉には剥落とカセが見られますが、口縁、頸、双耳、胴、高台まで揃い、全体の器形を保っています。高さ38.5cmの大形品として、宋代の北方陶磁がもつ量感と、長い時代を経た表面の変化がよく現れています。\u003c\/p\u003e","brand":"ROCANIIRU COLLECTION","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":52847631401241,"sku":null,"price":160000.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"thumbnail_url":"\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0688\/9911\/1193\/files\/20260717235.jpg?v=1784283717","url":"https:\/\/rcnir.com\/products\/antique-chinese-ceramics-179","provider":"入蘆花（ロカニイル）","version":"1.0","type":"link"}