{"product_id":"antique-japanese-ceramics-307","title":"鎌倉時代 珠洲叩文壺（1185–1333CE）","description":"\u003cp\u003e鎌倉時代、珠洲の叩文壺です。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e珠洲焼は、石川県能登半島を中心に平安末期から中世にかけて焼かれた無釉の焼締陶です。甕、壺、鉢などの日用器を中心に展開し、強く叩き締めた器面と、灰黒色に焼き締まった肌を特徴とします。本品はその中でも、胴に丸みをもたせた叩文壺です。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e口は広く開き、口縁は外へ水平に張り出しています。短い頸から肩へ移り、胴はゆったりと丸く張り、底へ向かって自然に収まっています。高さと幅がほぼ同寸で、過度に背が高くならず、丸壺としての重心がよく出ています。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e器面には叩き締めによる文様が胴全体に残っています。肩から胴上部にかけては縦方向の細かな叩文が帯状にめぐり、胴下部では斜めに交差する叩き目が重なっています。単なる装飾ではなく、成形のために土を締めた手の痕跡が、そのまま文様として残ったものです。上部の静かな縦目と、下部の動きのある斜めの叩文が呼応し、器面に強い密度を与えています。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e肌は灰黒色を基調とし、ところどころに土の褐色がのぞきます。焼成による黒い窯変、灰をかぶったような鈍い調子、叩文の高い部分に残る土色が重なり、珠洲焼らしい沈んだ景色となっています。無釉でありながら、火と土だけでここまで表情が出ているところに、中世陶の魅力があります。\u003c\/p\u003e\u003cp\u003e口縁にはわずかなホツや擦れが見られますが、大きな欠損や直しはなく、中世珠洲の壺としてはほぼ無傷と呼べる良好な状態です。胴の張り、叩文の残り、焼き肌の調子がよく、珠洲焼の力強さを素直に見ることのできる作例です。\u003c\/p\u003e","brand":"ROCANIIRU COLLECTION","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":52772971708697,"sku":null,"price":295000.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"thumbnail_url":"\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0688\/9911\/1193\/files\/2026070416935.jpg?v=1783157306","url":"https:\/\/rcnir.com\/products\/antique-japanese-ceramics-307","provider":"入蘆花（ロカニイル）","version":"1.0","type":"link"}