ROCANIIRU COLLECTION

把手付緑釉壺 漢王朝時代/206BCE-220CE

漢代(202BC-220AD)の緑釉壺です。漢代には中国陶磁史上初めて、本格的な青磁が登場したほか、灰釉陶器、加彩灰陶、黒陶、鉛釉陶器などが作られました。殷周から春秋戦国にかけて栄えた青銅器文化から一転、漢代に至ると、青磁の焼造という技術的革新が起こり、技法も形態も多様な陶磁器が作られるようになりました。その中でも緑釉陶、褐釉陶は実用の器ではなく明器だったとされています。

本品は漢代把手付緑釉壺で、銀化もうっすらと見られるものの、よく見られる銀化緑釉壺とは違う化学変化を呈しています。発掘時の土が付着しております。

花を呼ぶ佇まいです。(10時間、水漏れはありませんでした。)

w17x d17 x h16.5 cm
漢王朝時代/206BCE-220CE
陶磁器_中国 | 先始|3世紀以前

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