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安土桃山–江戸時代 備前 ひしゃげ小壺(1573–1867CE)

Sale price£330.00 GBP

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本品は安土桃山から江戸時代の備前で焼かれた小壺です。備前焼に用いられる土には大きく「田土」と「山土」があり、本作は山土を用いています。山土は田土に比べ粒子が荒く、鉄分を多く含むため、焼き締めた際に赤褐色から紫黒色にかけて多彩な色幅を生み、野趣に富みます。

本品もまた、炎と灰の作用だけで景色を作り出しています。肌にはうっすらと灰が溶け込んで生じる「胡麻」の景色が見られ、全体に自然が生み出した揺らぎがあります。胴は肩張りから裾へとすぼまり、口縁は立ち上がり気味ですが、窯内での火勢や器同士の接触などによってひしゃげ、完璧に均整の取れた形にはない、息遣いを漂わせています。この不完全さは、むしろ自然の摂理に委ねた備前の魅力が表れており、自然の造形と言えるでしょう。

備前焼は、実用品としての堅牢さゆえに生活に深く根ざす一方で、焼成の偶然が生み出す景色や歪みが、美的価値として受け止められてきました。とりわけ山土を用いた本作には、土そのものの荒々しさや力強さが表出し、触れるとざらりとした感触が手に伝わります。その素朴な存在感は、むしろ花を活けたときにいっそう生きるものであり、野の草花のを引き立てます。

w8.5 x d8.5 x h7.5 cm

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安土桃山–江戸時代 備前 ひしゃげ小壺(1573–1867CE)
安土桃山–江戸時代 備前 ひしゃげ小壺(1573–1867CE) Sale price£330.00 GBP