デルフト白釉ポット 16-19世紀

大航海時代の白デルフト。本来は軟膏入れとして作陶されたものですが、日本では江戸時代から茶の湯の盃や水指などの茶具として見立て珍重されてきました。軟陶でヨーグルトをかけたような柔らかな肌、すっと馴染む手取り、陰影を落とし込むようなニュアンス豊かな表情は普遍的な美しさがあります。
本品は17-18世紀の白デルフトです。ニュウはありますが、状態も良好です。水漏れテストは1晩問題ありませんでした。ただし、時代のあるもののため、水漏れを保証するものではありません。
昨今の情勢で、入手も非常に困難になりつつあるデルフトです。コレクションにいかがでしょうか。