弥生時代 土器 壺型土器（300 BCE–250 CE）

弥生土器は弥生人の稲作文化と共に広まっていったと言われています。それぞれ、形と機能が決まっており、貯蔵用の壺、煮沸用の甕、食べ物を盛るための高坏や鉢など、人々はこれらを組み合わせて使用しました。

本品は、貯蔵のための壺型土器です。肩から胴に掛けての膨らみに、赤褐色と大きな火色の黒の景色を呈しています。
わずかな補修のみの完器形の弥生土器です。

茶室の床の間に収まる好ましい寸法です。
落としをおつけしますので、花入にいかがでしょう。