入蘆花(ロカニイル)は禅語の「白馬入蘆花(はくばろかにいる)」より頂いた名前です。 「共に白き故に、見分け難しの意にいふ( 白い蘆花のなかに白い馬がいる。それらは共に白い為に見分けはつかないが、それぞれが確かに存在している。)」そんな意味の禅語ですが、存在や実在、虚構や異物に関する示唆を含んだ、短くも美しい問いかけは私自身のあり方や仕事について考えるきっかけとなりました。 入蘆花では古物と現代工芸を扱っておりますが、”お茶”をそれらを内包しうるものとして位置付けております。過去から現在に向かう系譜とこれから立ち起こっていくものの間で入蘆花らしいあり方ができればと願っております。

入蘆花主宰 横田善紀