





























安土桃山–江戸時代 備前 ひしゃげ小壺(1573–1867CE)
Tax excluded. Import duties may apply. Shipping costs are calculated at checkout.
However, we may respond individually to certain customers after reviewing the circumstances.
Please contact us for further details.
Shipping to the United Kingdom and Switzerland remains available.
本品は安土桃山から江戸時代の備前で焼かれた小壺です。備前焼に用いられる土には大きく「田土」と「山土」があり、本作は山土を用いています。山土は田土に比べ粒子が荒く、鉄分を多く含むため、焼き締めた際に赤褐色から紫黒色にかけて多彩な色幅を生み、野趣に富みます。
本品もまた、炎と灰の作用だけで景色を作り出しています。肌にはうっすらと灰が溶け込んで生じる「胡麻」の景色が見られ、全体に自然が生み出した揺らぎがあります。胴は肩張りから裾へとすぼまり、口縁は立ち上がり気味ですが、窯内での火勢や器同士の接触などによってひしゃげ、完璧に均整の取れた形にはない、息遣いを漂わせています。この不完全さは、むしろ自然の摂理に委ねた備前の魅力が表れており、自然の造形と言えるでしょう。
備前焼は、実用品としての堅牢さゆえに生活に深く根ざす一方で、焼成の偶然が生み出す景色や歪みが、美的価値として受け止められてきました。とりわけ山土を用いた本作には、土そのものの荒々しさや力強さが表出し、触れるとざらりとした感触が手に伝わります。その素朴な存在感は、むしろ花を活けたときにいっそう生きるものであり、野の草花のを引き立てます。
Numerous product photos are available for you to examine the details and condition. Should you have any questions, please do not hesitate to contact us.
Choose options






























Tax excluded. Import duties may apply. Shipping costs are calculated at checkout.
