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李朝 粉青白象嵌瓶 徳利(1392–1897CE)

Sale price€1.466,95 EUR

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李朝初期に作られた、粉青白象嵌の小瓶です。徳利としてお使いいただけます。

掌中に納まってしまうほどの小さな姿ながら、胴には李朝初期の器に見られる下膨れのふくらみがあり、手に取ったときの収まりがたいへんよい一品です。口はわずかに外へ開き、首から肩へ、肩から胴へと自然につながる線に、初期粉青らしい柔らかさがあります。

胴には細かな白象嵌が全面に施されています。白象嵌とは、器胎に文様を彫り、そこへ白土を埋め込んで焼き上げる技法です。高麗青磁の象嵌技法を受け継ぎながら、李朝初期の粉青沙器ではより素朴で自由な表情へと展開しました。本品では小さな点文が胴を包むように打たれ、釉下に淡く浮かび上がっています。

日本では、このような白象嵌の粉青沙器を「三島手」と呼び、古くから茶人に愛されてきました。細かな点文や線文が連なる景色は、伊豆三島大社の暦に見立てられたことから、その名で親しまれたと伝えられています。本品も、小さな器面に白象嵌の点文が静かに広がり、掌中で眺めるにふさわしい密度を備えています。

青みを帯びた釉肌には細かな貫入が入り、白象嵌の点文と重なって、柔らかな奥行きを見せています。装飾は細やかですが、全体の姿は軽く、どこか親しみのある佇まいです。粉青沙器がもつ、かしこまりすぎない美しさがよく表れています。

容量は約70ccです。掌中の徳利として楽しめる小ぶりな寸法で、酒器としてはもちろん、茶席では盤上の小花入としてもお使いいただけます。口縁や高台まわりには時代による擦れ、釉むら、土の露出が見られますが、古い陶磁器として好ましい範囲です。

小品ながら、手取り、下膨れの姿、白象嵌の景色がよく揃った、李朝初期粉青の魅力を感じられる一瓶です。

w6 x d6 x7.4cm

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