高さ49cmからなる、この大きな彩絵陶舞俑は、前漢時代(紀元前202年 – 8年)の中国で作られた彩絵陶器の一例であり、当時の舞踊文化や信仰を映し出しています。長袖の衣をまとい、高い帽子をかぶった女性の踊り子が、片手を優雅に挙げながらステップを踏む姿が表現されています。表情には微笑みが見て取れます。
全体的に出土時の土が付着しています。一部で直しが施されていますが、うっすらと顔料も残り、完全な形を保ち、コレクションにおすすめのコンディションです。非常に迫力があり、ぜひ、展示してお楽しみ頂きたい作品です。