ROCANIIRU COLLECTION

猫掻き文珠光青磁茶碗 宋時代/960-1279CE

室町時代、村田珠光(1423-1502CE)は日本の茶のシーンに「侘び茶」という新しい概念をもたらしました。

珠光は、砧青磁や、窯変天目茶碗など、当時の主流である豪華な唐物づくしの道具に対して、青磁なら量産品の雑器(珠光青磁)、焼けそこないの天目(珠光天目)などを用いました。


本品は典型的な珠光青磁茶碗です。珠光青磁の特徴として、色は暗緑色か黄褐色で、見込みに猫掻きと呼ばれる櫛目文があります。

宋元時代に福建省あたりの窯で焼かれました。

状態が良く、茶道具として育てたい茶碗です。木箱・仕覆が付属します。

w15.5 x d15.5 x h5 cm
宋時代/960-1279CE
陶磁器_中国 | 古代|3-12世紀

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